韓国メディアが「スポーツドクター200人募集」を批判「無報酬で誰が行くのか」

韓国メディアが「スポーツドクター200人募集」を批判「無報酬で誰が行くのか」

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東スポWeb

韓国では東京五輪・パラに参加する選手やコーチへのワクチン接種が4月29日から始まった(ロイター)

 東京五輪の〝暴走計画〟に韓国からも批判の声が上がった。

 東京オリンピック・パラリンピック組織委員会が大会期間中に日本スポーツ協会公認のスポーツドクターを200人程度募集していることが明らかになった。新型コロナウイルス感染の疑いがある人への救急対応などが主な業務で、1日9時間で数日間の従事が条件。交通費や宿泊施設は提供されるが、あくまでボランティア活動で謝礼は支給されないという。

 組織委は4月に日本看護協会に対して看護師500人の派遣を要請していることが明らかになったばかりだが、新型コロナ禍が深刻化する中で東京五輪に医療従事者を派遣する〝愚策〟を連発していることで、隣国の韓国からも疑問の声が上がっている。

 韓国メディア「ニューシス」は日本国民からの声を報道。「日本全域で過去最多の新規感染者数が報道されているのに、それでもオリンピックを強行するのか」、「全国的に医療関係者が不足しているのに、無報酬で誰が行くのか」と批判の声を紹介した。

 そのうえで「新型コロナの感染拡大で日本の医療は人材不足に悩まされている中で、東京オリンピック・パラリンピック組織委員会は大会期間中に活動する医師を200人も募集する」と今回の措置を批判的に報じた。  隣国からもあきれられる愚策を連発する東京五輪。国民の生命を無視した玉砕覚悟の姿勢に、海外からも疑問視する声が相次いでいる。

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