11.1羽田空港機能強化説明会を粉砕

「逃げるな国交省!私たちの声を聞け」
11.1国土交通省 羽田航空増便計画のフェーズ4説明会を粉砕

11月1日、京急蒲田駅で午後2時に改札駅に着きました。そこで目にした光景は、通路の半分を大勢のマスコミが占め、その端に国土交通省の説明用のパネル判が10枚ぐらいズラッと並び、その後ろに20人ぐらいの国土交通省の役人が壁のようにズラッと並んでいました。今回の説明会は説明員の人数は今までで一番多いと思いましたが、場所は駅の通路の端で、通行人が何をやってるのかわからないような粗末なものでした。それを隠すように説明員をかなり増やして、マスコミを呼び、ちゃんと説明会をやっていますというアリバイ的なものでした。
私たちは、むこうの多人数にひるまず、最初は3人で堂々と反対の街宣を始めました。国土交通省の説明会のすぐ裏の左側のコンコースで、マイクを使い、なんぶユニオン、婦人民主クラブ東京南部支部、羽田空港増便計画反対の旗をたてて、ビラまき、署名、アジテーションをやりました。住民ともよく話ができました。  ある住民は、「35年くらい前は、ここは凄い騒音で、その頃の体験者の経験の掘り起こしをしたほうがいい」という人、たまたま和歌山県から来た人が、「自分の住んでいる国道に、空からみえるような大きな数字をペンキで書いている。自衛隊か米軍基地にオスプレイか戦闘機を誘導するためにやっているのではないか、地方も大変」と言っていました。日本全体が戦争体制に知らぬ間になっていると思いました。
嬉しいことがありました。私たちのビラを、初めての方が1時間余りまいてくれて、名刺をいただきました。また、我々が一緒にやりましょうと連絡した、大田区、品川区で羽田問題をやっている呼びかけ団体の数人が来て、こちらのビラをまいてくれました。そして説明会で国土交通省とやりあっていました。
我々の反対の街宣が完全に彼らの説明会を圧倒し、説明会に行く人は数えるほどしかいませんでした。テレビの夕方のニュースと翌朝のニュースでも「危険な羽田航空ルート」という視点で放映されたようです。
私は街宣が終わったあとで、説明会で、今あちこちで飛行機の事故が起きているが、住宅街に飛行機を飛ばすのはおかしいと質問したら、国土交通省の職員は、「整備をもっと厳しくしていきます」と答えたので、「100%安全を保証できるの」と聞いたら、「100%とはいえません」と反応しました。だったら飛ばすなということですよね。1%でも事故が起きたらという彼らの住民への配慮が全くないということがはっきりしました。わたしたちの結論として彼らがそおいう考えなら、増便計画は絶対反対、羽田軍事空港化反対で闘います。
 

 

 

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