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介護・障害職場の一人夜勤(ワンオペ)をなくしたい、そう強く思ったきっかけは、2020年、1人夜勤中に職員が倒れて亡くなったことです。その方は朝まで発見されず、その間利用者が放置される事態となってしまいました。もしもう1人職員がいたら、その方は助かったかもしれない・・・1人夜勤は、利用者の安全も、職員の健康も守れないと改めて感じました。介護・障害職場は、利用者、その家族がその人らしく生活するためにも重要な施設です。しかしながら、現在の制度では十分な職員配置もできず、日々事故なく過ごすことに精一杯です。本来の社会福祉としての介護・障害職場の役割を守りながら働くことに葛藤し、その矛盾から退職につながってしまうケースもあります。介護の入所施設では夜間帯に1人で10人~40人の対応をしないといけない状態です。コールが重なり利用者の対応に優先順位をつけざるをえないことや、対応が間に合わず転倒させてしまう危険があります。夜間とは言え、認知症からくる徘徊の対応など、様々な利用者対応があり、夜勤者1人の責任が非常に重くなっています。障害福祉のグループホームについては、夜間配置基準すらありませんが、施設から出ていってしまう、不安になり眠れない、急な体調変化など、何かあれば対応できるように職員が待機しています。国は介護・障害職場の夜間の体制不足を「夜間支援体制加算で対応している」と言いますが、もう1人夜勤者を置くには不十分です。また、愛知県医労連と福祉保育労東海地本で取り組んだ「夜勤実態アンケート」では、1人夜勤中の不安な気持ちから「イライラして利用者に手をあげそうになった」と虐待にもつながりかねない回答もありました。現在、政府が推進しているICT活用では一人夜勤の実態は解消されません。職員が健康で働き続けられ、職員も利用者も命が守られる配置基準を国・自治体の責任で実現するよう、下記の項目について求めます。【 要 請 項 目 】 1. 介護・障害分野の夜勤時間帯の1人勤務体制をなくし、常時複数配置ができる基準とするようにしてください。 利用者が安心して利用できる施設を作るためにも、署名に賛同・ご支援頂けますよう、よろしくお願いします。呼びかけ:なくせワンオペ!プロジェクト |
なんぶユニオン
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