イラン、22歳女性の死亡事件きっかけに抗議行動

イラン、22歳女性の死亡事件きっかけに抗議行動

配信

朝日新聞デジタル

ヘジャブやチャドルと呼ばれる布で髪の毛や全身を覆う女性たち=2022年1月、テヘラン、飯島健太撮影

 中東のイランで女性に義務づけられている髪の毛を覆う布「ヘジャブ」を不適切に着用したとして逮捕された女性が急死した事件をきっかけに、政権への反発が広がっている。保守強硬派のライシ大統領の政権下でヘジャブの着用がより厳しく求められている中で起きた事件では、警察官の暴行が疑われており、首都テヘランなどで抗議行動が起きている模様だ。

【写真】テヘランで18日に発行された新聞各紙は1面で、ヘジャブの着用をめぐって逮捕された後に死亡したマフサ・アミニさんの写真を掲載した=ロイター

 イランでは1979年の革命以降、イスラムの教えに基づき、女性は国籍や宗教を問わず、公共の場所ではヘジャブと呼ばれるスカーフをかぶり、髪の毛を隠す義務がある。違反者は逮捕され、罰則が科せられることがある。

 西部クルディスタン州出身のマフサ・アミニさん(22)が13日、訪問先の首都テヘランで、ヘジャブの着用が不適切だとして警察に逮捕された。警察署に移された後、急に意識を失い、16日に搬送先の病院で死亡した。

カテゴリー: その他 パーマリンク