浜田防衛大臣「喫緊の課題」南西諸島の防衛力強化 陸自与那国駐屯地を視察
浜田防衛大臣は、沖縄県にある陸上自衛隊与那国駐屯地を視察し、東シナ海などで海洋進出を強める中国を念頭に、南西諸島の防衛力を強化する考えを示しました。
浜田防衛大臣:「このような部隊配置は我が国への攻撃を抑止する効果を高めるものであり、引き続き警戒監視活動等に万全を期す」
与那国駐屯地は日本の最西端にある陸上自衛隊の駐屯地で、台湾からおよそ110キロと最も近いところに位置しています。
「台湾有事」が起こった場合、周辺海空域で戦闘が行われる可能性もあり、防衛省は部隊を追加で配置するなど防衛力を高めていく方針です。
浜田大臣は、「喫緊の課題だ」として、今年度中に石垣島にもミサイル部隊を配置するなど体制を強化する考えを改めて示しました。
テレビ朝日