労働組合が春闘要求書を提出したことが犯罪なのか!  安倍の国葬=戦争への動員に反対する組合への弾圧だ! 山口書記長を直ちに釈放しろ!

労働組合が春闘要求書を提出したことが犯罪なのか!  安倍の国葬=戦争への動員に反対する組合への弾圧だ! 山口書記長を直ちに釈放しろ!

みなさん、9月21日朝、大阪府警は関西合同労働組合の山口幸一書記長を不当逮捕しました。これは9月27日に強行されようとしている安倍元首相の国葬に反対する労働組合への弾圧です。絶対に許せません。

逮捕の容疑は「強要罪」だとされています。昨年の春闘で、私たち関西合同労働組合は、3月1日春闘要求書提出行動を行い、天王寺区にあるM社に要求書を持参し、要求書を社長に渡すよう要求しました。大阪府警はこれを「強要罪」にでっち上げ、1年半も経ってから逮捕してきたのです。

労働組合が会社に要求書を提出することのどこが強要なのか!春闘で労働組合が賃上げなどを要求し、団体交渉の開催を求める内容の要求書だ。当たり前の組合活動ではないか!

これは全日建運輸連帯労組・関西地区生コン支部に対して2018年以来加えられてきた弾圧と同様の組合つぶし弾圧だ。団体交渉が強要罪、ストライキが威力業務妨害、子どもを保育所に預けるための就労証明書を要求しただけで強要罪にでっち上げ、大勢の執行委員や組合員が不当に逮捕されてきた。労働組合の解体を狙った労働運動史上最大の弾圧です。この間全国の労働組合や大衆団体が関生弾圧を自らへの弾圧ととらえ闘い抜き、関生支部は弾圧を乗り越えて反転攻勢、たたかう労働運動の復権へ闘っています。

関西合同労働組合は、今回の弾圧を関生弾圧と同じく、国家権力・警察権力が戦争に向かって労働運動を一掃する目的で、当然の組合活動を犯罪にでっち上げ弾圧してきたととらえ、徹底弾劾し、弾圧を粉砕することを宣言します。

関西合同労働組合は9月23日、全国の労働組合と共に「安倍国葬阻止!戦争・改憲の岸田を倒せ!」芝公園の集会とデモを闘ってきました。職場闘争と一体で労働組合が戦争に反対し参戦を阻止しなければならない時代に入っています。岸田政権のもとで、日本はアメリカ・NATOと共にウクライナ戦争に実質参戦しており、さらに軍事費を2倍化して、アメリカと共に中国への侵略戦争を準備しているではありませんか。国葬の次は戦争!これが岸田政権の狙いなのです。すべてのみなさん、戦争絶対反対!たたかう労働運動の復権へ!世界の労働者と連帯し、共に闘いましょう!

2022年9月25日  関西合同労働組合執行委員長 黒瀬 博匡

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