映像作家の久保田さんらの解放訴え 在日ミャンマー人らが東京で集会

映像作家の久保田さんらの解放訴え 在日ミャンマー人らが東京で集会

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朝日新聞デジタル

外務省前で17日、ミャンマー当局に拘束されている久保田徹さんらの解放を訴える集会の参加者ら=東京・霞が関、山根祐作撮影

 国軍が実権を握るミャンマーの最大都市ヤンゴンで拘束された映像作家の久保田徹さんの即時解放を求めて、支援者らが17日、東京・霞が関の外務省前で集会を開いた。代表者らは久保田さんやミャンマーの全ての政治囚の解放に向け、日本政府の実効的な対応を求める要請文を外務省の担当者に渡した。

 集会には、在日ミャンマー人や日本人ら十数人が参加し、「クボタ・トオルさんを助けてください」と書かれたプラカードや「ミャンマーをたすけてください」と記した横断幕などを掲げた。参加した「在日ビルマ市民労働組合」のミンスイ会長は「国軍は自らの利益を損なわせる者に厳しい措置をとっており、許せない。日本政府には全力で協力してほしい」と話した。

 久保田さんは7月30日、クーデターで実権を握った国軍への抗議デモをヤンゴンで撮影していて、治安部隊に拘束された。扇動罪や出入国管理法違反など3件の罪に問われ、国軍の統制下にある裁判所は今月5日と12日に禁錮刑の判決を言い渡し、刑期は計10年に上る。日本政府は早期解放を求めている。

 ミャンマーでは昨年2月のクーデター以降、多くの民主化を求める市民らが拘束されている。(山根祐作)

朝日新聞社

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