誘導路周辺に複数ゴム片発見 航空機のタイヤか 成田空港のA滑走路

誘導路周辺に複数ゴム片発見 航空機のタイヤか 成田空港のA滑走路

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千葉日報オンライン

成田空港の誘導路周辺の緑地帯で見つかったゴム片=28日、成田市のNAA本社

 国土交通省成田空港事務所は28日までに、A滑走路の誘導路周辺の緑地帯などで、航空機のタイヤ片とみられる16個のゴム片を発見したと明らかにした。そのうち四つは欠損部品の3区分のうち最も大きいカテゴリーに入る。成田国際空港会社(NAA)がゴム片の航空機を特定するため、航空会社に照会している。

 同事務所によると、26日にジェットスター航空からNAAに対し、25日に成田から豪州ケアンズに到着した航空機の右後方タイヤが剥離していると点検で確認したと報告があった。

 NAAが27、28日の運航終了時間などで誘導路周辺の緑地帯などを調べたところ、重さ20~2700グラム、長さ10~225センチ、幅2~15センチ、厚さ約1センチのタイヤ片とみられるゴム片16個を発見。26日までの朝昼に行われた滑走路と誘導路の定時点検では見つかっておらず、何らかの影響で緑地帯などにゴム片が落ちた可能性がある。

 同事務所とNAAは、見つかったゴム片がジェットスター航空の機体のものであるか確認するため、同社に特定できないか照会している。

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