3.31東電抗議デモに3学生逮捕

3月31日、「ただちにすべての原発を廃止しろ」を掲げた東京電力抗議行動に150人の労働者・学生・農民が全学連を先頭に立ち上がり、「安全・クリーンなエネルギー」などとウソにウソを塗り固め、日本中を放射能まみれにしようとする東電資本と原子力安全・保安院と菅政権を徹底弾劾する怒りのデモをたたきつけた。なんぶユニオンも決起しました。デモが東電本社前にさしかかったとき、なんと公安警察が突然デモ隊に襲いかかり、織田陽介全学連委員長ら3人の学生を不当逮捕した! 許せない! 日帝権力と東電資本は青年・学生の反原発の怒りの爆発に恐怖しきっているのだ。3学生を直ちに奪還し、大反撃に立ち上がろう!

「原発の事故隠しを許さないぞ」「日本の核武装・核政策を許すな」。デモ隊が意気高く日比谷公園を出発、経済産業省前で原子力保安院に怒りのシュプレヒコールをたたきつけた。デモには広島大学や被災地・東北大学の学生もかけつけた。官庁街を通り抜け、いよいよ東京電力本社だ。
「政府と東電はすべてを補償しろ」「原発労働者の被曝を許さないぞ」。デモ隊が東電本社の正面ゲート前にさしかかろうとした瞬間だ。「公安条例違反」なる看板をもった警察官2人が突如、デモ隊の行く手を遮った。すると間髪入れずに警視庁公安部の刑事たちがデモ隊の中になだれ込み、それぞれ離れた所に位置していた織田陽介全学連委員長、坂野陽平同委員長代行、斎藤郁真法大文化連盟委員長を連れ去り逮捕した。完全な狙い打ちであり、許しがたい弾圧だ。

「謝罪」「補償」もしない。労働者民衆が被曝しようが、放射能で日本中を汚染しようがかまわない。東電への抗議の一切を暴力でたたきつぶし、あくまで原発政策にしがみつく。これが東電資本、菅政権、国家権力の全労働者人民への回答だ。こんな連中は歴史のくずかごへ放り込まなければならない! デモ隊は不当弾圧を弾劾し怒りを倍化させデモを貫徹、ただちに東電本社への申し入れのために移動した。

ところが警察は東電前の歩道を封鎖。あくまで東電資本を守ろうというのだ。代表団が申し入れに向かうが、東電は建物にも入れず警備課長が敷地外で対応した。茨城から命懸けで来たという農民も怒りを爆発させた。「茨城の農民を代表して言う。土壌汚染で作付けもできない。社長を出せ! 土下座しろ!」。なんと東電はこの声を申し入れ書でないから受け付けないとまで言い放ったのだ。被災者に対して暴言を吐いた絶対に許せない。
昨日逮捕された全学連3名は4月1日に奪還されました。みなさんのご協力ありがとうございます。

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