一連の弾圧によって死亡したデモ参加者は260人以上に上っているが、首都ネピドーで記者会見した国軍のゾー・ミン・トゥン(Zaw Min Tun)報道官は、死者は164人だとして、「私は悲しい。死亡したこれらの暴力的なテロリストもわが国の国民だからだ」と述べた。
ミャンマー各地で、民主主義とアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏の釈放を求めるデモ隊と治安部隊との衝突が続く中、当局は催涙ガスやゴム弾、実弾を使用している。そうした事態についてミャンマーの人権問題を担当する国連(UN)の特別報告者は、国軍が「人道に対する罪」を犯している可能性があると警告している。