警察発砲で黒人死亡 フロイドさん事件の米都市近郊でデモ

警察発砲で黒人死亡 フロイドさん事件の米都市近郊でデモ

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AFP=時事

米ミネソタ州ミネアポリスのブルックリンセンター警察署前で黒人男性射殺への抗議デモが行われ、警官らの前にひざまずいて両手をあげるデモ参加者ら(2021年4月11日撮影)。【翻訳編集】 AFPBB News

 米ミネソタ州ミネアポリス(Minneapolis)近郊で11日、若い黒人男性が警官の【発砲を受け、死亡した。これを受けて抗議デモが警察署前で行われ、夜間外出禁止令が出される事態に発展した。同市では昨年、黒人男性のジョージ・フロイド(George Floyd)さんが白人警官に殺害される事件が発生し、裁判が続いている。

【写真13枚】警察車両の上で抗議するデモ参加者ら

 AFP記者によると、ミネアポリス北西部ブルックリンセンター(Brooklyn Center)の警察署前に数百人規模のデモ隊が集結。警察は、催涙ガスやスタングレネード(威嚇用手投げ弾)で鎮圧に当たった。

 12日午前0時(日本時間午後2時)までには州兵も出動。ブルックリンセンターのマイク・エリオット(Mike Elliott)市長は、午前1~6時の外出禁止令を出した。

 ブルックリンセンター警察署の発表によると、警官らは交通違反を犯した男性に停車を命じた。その際男性に逮捕状が出ていたことが分かり、身柄を拘束しようとしたところ、男性が車内に戻ったため、警官の一人が発砲。被弾した男性は、その場で死亡した。同乗していた女性も負傷し、地元の病院に搬送されたものの、命に別条はないという。

 ミネアポリスでは昨年5月、黒人のフロイドさんが白人警官のデレク・ショービン(Derek Chauvin)被告に殺害される事件が発生し、米国をはじめ、世界各地で人種差別や警察の残虐行為に対する抗議デモが広がった。ショービン被告の裁判は現在も続いている。

 エリオット市長は、今回の事件を「悲劇的」と形容。またミネソタ州のティム・ワルツ(Tim Walz)知事は、州全体で「警察に奪われたもう一人の黒人男性の命を追悼する」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News

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