黒人射殺は警官の「誤射」 2日連続抗議デモ 米ミネソタ州

黒人射殺は警官の「誤射」 2日連続抗議デモ 米ミネソタ州

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時事通信

米中西部ミネソタ州で黒人男性が射殺された事件を受け、警官と対峙(たいじ)する抗議活動参加者=11日、同州ミネアポリス郊外ブルックリンセンター(AFP時事)

 【ニューヨーク時事】米中西部ミネソタ州ミネアポリス郊外で11日に黒人男性が警官に射殺された事件で、地元警察は12日、記者会見し、女性警官がテーザー銃(スタンガンの一種)と間違えて拳銃を発砲したという見方を示した。

【写真】米ミネソタ州ミネアポリス郊外の警察署前に並ぶ警官隊

 警官は休職処分となった。現地では2日連続で抗議デモが発生。11日は一部が暴徒化しており、ミネアポリスを含む地域に13日早朝まで夜間外出禁止令が出された。

 事件の起きたブルックリンセンター市では夜間外出禁止令下の12日夜も数百人規模の抗議デモが続き、参加者は「撃たないで」などと声を上げた。CNNテレビによると、警察はデモ隊の退却を促すため催涙ガスを使用した。

 米メディアによると、死亡したのはダンテ・ライトさん(20)。運転していた車の登録の期限が切れていたため、停車させられた際、逮捕状が出ていたことが判明。警察が公開したボディーカメラの映像では、車外で拘束時にライトさんが車に乗ろうとして警官ともみ合いになり、「テーザー」という女性の叫び声が数回した後、男性のうめき声が上がった。車は走りだし、女性は「しまった。彼を撃った」と話した。捜査当局によると、車はこの後、衝突して止まったという。

 ガノン警察署長は映像と発砲直後の警官の反応から「私には誤射に見える」と語った。発砲したのはキム・ポッター警官で、ブルックリンセンター警察に26年間勤務しているという。

 

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