コンテンツへスキップ
なんぶユニオン
Workers of the world, unite!
ホーム
←
丸山島根県知事、小池東京都知事のコロナ対応を猛批判
【独自】東京城東病院をコロナ専門病院に、数十人規模で受け入れ検討…他の診療・入院休止
→
タリバンの権力奪取についてRAWAが答える
投稿日:
2021年8月30日
作成者:
danketu
Afghan Women’s Mission, August 21, 2021
タリバンの権力奪取についてRAWAが答える
「女性の権利」「民主主義」「国家建設」等が米国/NATOの任務だったなどというのはジョークでしかない
アフガン・ウィメンズ・ミッション(AWM)は、現在の火急の任務に対応するためにRAWAにコンタクトした。以下は、AWMの共同代表、ソナリ・コルハトカルの質問に答えて、RAWAが現地での現状を説明したものである。RAWAへのカンパは、ここに(
http://www.afghanwomensmission.org/2010/08/make-a-donation/
)
Q(Sonali Kolhatkar):長年、RAWAはアメリカの占領に反対してきましたが、今、それが終わり、タリバンが戻ってきました。バイデン大統領は、現在の状況よりも安全なるようなやり方で、米軍をアフガニスタンから撤退させることが出来たのでしょうか。
A(RAWA):この20年間、われわれは、米国/NATOの占領の終了を要求してきました。彼らと一緒に、イスラム原理主義者やテクノクラートを連れて帰り、われわれの運命をわれわれ自身にまかせてくれたなら、もっと良かったでしょう。占領は、流血、破壊、カオスを生み出しただけでした。彼らは、わが国をもっとも腐敗し、もっとも不安定で、麻薬マフィアの国に変えてしまいました。特に女性にとってはもっとも危険な所にしてしまいました。
そもそも当初から、われわれはこうした結果を予想できていました。アフガニスタン占領の最初のころ、RAWAは2001年10月11日に次のような声明をだしました。
「アメリカの攻撃の継続と無実の民間人犠牲者の続出は、タリバンに口実を与えるだけではなく、イスラム原理主義勢力をこの地域で、そして全世界で拡大する」
占領に反対したわれわれの主な理由は、彼らが「反テロ戦争」という美しい旗の下で、テロリズムを後押ししていたということです。02年に北部連合の略奪者・殺人者たちが再び権力につけられた時から、ドーハでのいわゆる和平交渉と合意、そして2020~21年の5000人のテロリストの監獄からの釈放に至るまで、撤退でさえも、良い結果をもたらさないことは明々白々でした。
ペンタゴンが証明したことは、いかなる侵略も介入も、安全な状況をもたらさないということです。すべての帝国主義列強のさまざまな国への侵略は、帝国主義自身の戦略的、政治的、金銭的利益のためのものです。ただそれを、嘘と強力なメディアを通じて、真の動機・酷的を隠そうとしているだけです。
「女性の権利」「民主主義」「国家建設」等の価値観が米国/NATOがアフガニスタンに駐留している目的だなどと語るのは、ジョークです! 米国が、アフガニスタンにいるのは、この地域を不安定化し、テロリズムを蔓延させ、中国やロシアというライバル列強を包囲し、地域的戦争によって中ロの経済を弱体化するためです。しかし、もちろん米政府は、外交官やスタッフの避難に必要な空港を確保するために48時間以内に米軍を再派遣せざるをえなくなるというような破滅的で恥辱に満ちた撤退を行うことを望んでいたわけではありません。
われわれは、アメリカがアフガニスタンから撤退したのは、アメリカ自身の弱さからであり、アメリカが作った物(タリバン)によって打ち負かされたからではないと確信しています。この撤退には2つの重要な理由があります。
主要な理由は、アメリカの多くの国内的危機です。アメリカの体制的没落の徴候は、コロナ蔓延に対する対応の弱さ、議会への襲撃、この数年間のアメリカ人民の巨大なデモから見て取れます。アメリカの政策立案者は、部隊を撤退し、国内の火急の諸問題に集中せざるをえなくなったのです。
第二の理由は、アフガニスタン戦争は、あまりにも戦費が高額だということです。数兆ドルに及びます。すべて納税者から取られた金です。これは、米財政に重大な打撃となっており、これがアフガニスタン撤退をもたらしたのです。
彼らの好戦的政策は、彼らの目的が決してアフガニスタンを安全な所にするためなどではなかったことを示しています。現在の撤退にあたってもそうです。しかも、彼らは、撤退が混乱に満ちたものになることも知っていたのです。知ったうえで撤退したわけです。現在、タリバンに権力についたことで、アフガニスタンが再び脚光を浴びています。しかし、これは、過去20年間続いてきた状況です。毎日、数百人が殺されていたのですが、それがメディアにほとんど報道されなかっただけです。
Q:タリバン指導部は、イスラム法を守るかぎり女性の権利は尊重するといっています。西側メディアの中には、これを積極的に評価するものもあります。タリバンは、20年前にも同じことを言っていませんでしたか。タリバンの人権についての姿勢、女性の権利についての姿勢が変わったと思いますか
A:商業メディアは、われわれ人民の傷に塩をなすりつけようとしています。凶暴なタリバンをオブラートで包もうとしていることを恥じるべきです。タリバンは、彼らのイデオロギーは1996年当時も今も変わらないと宣言しています。以前の彼らの暗黒支配の時代にいっていた女性の権利についての言葉と一言一句変わりません。「シャリアの適用」です。
現在、タリバンのスポークスパーソンはアフガニスタン全土に恩赦を宣言し、「恩赦はすばらしい。報復はありえない」と叫んでいます。しかし現実には、毎日人を殺しています。昨日も、ナンダルガルで少年が殺されました。少年は、タリバンの白い旗ではなく、三色のアフガニスタン国旗を掲げていただけです。カンダハルでは、4人の元陸軍将校が処刑されました。ヘラート州では、若い詩人メラン・ポパルがフェースブックに反タリバンの言葉を書いただけで逮捕されました。彼の行方は、家族にも分かりません。これらは、スポークスパーソンの「やさしく」洗練された言葉とうらはらに、実際に行われた多くの暴力行為の中のわずかな例にすぎません。
こうした彼らの主張は、態勢を整えるまで時間かせぎをするのための芝居でしょう。事態は、急速に動いており、彼らは自分たちの政府機構を設立しようとしています。彼らの諜報機関を作り上げようとしています。また、「道徳拡大・悪徳防止省」を創設し、顎髭の長さや服装、女性の外出のためのマハラム(男性の同伴者――父・兄弟・夫のみに限られる)など人々の生活の細部に至るまでコントロールしようとしています。タリバンは、女性の権利には反対しないと主張したいますが、それはイスラム法/シャリア法の枠内ということです。
イスラム法/シャリア法は、曖昧であって、イスラム体制は自分たちの政治目的と統治に都合のいいように解釈できます。タリバンは、西側諸国にこうした主張を真面目に受け取ってもらって、彼らのイメージを改善しようとしているのです。おそらく、数か月後には、タリバンは正義と民主主義を信じているから選挙をするといいだすのではないでしょうか。こうした装いは、彼らの本性を変えるものではまったくありません。彼らがイスラム原理主義者であることは変わりません。女性差別主義者で、非人間的で、野蛮で、反民主主義・反進歩主義です。ひとことでいえば、タリバンのメンタリティーは、変わっていないし、これからも絶対に変わることはありません。
Q:なぜ、アフガニスタン国軍と米国に支援されたアフガニスタン政府は、かくも急速に崩壊したのでしょうか。
A:多数の理由がありますが、主要なものは、次のようなことです。
1)タリバンにアフガニスタンを引き渡すという取引にすべて則って行われました。米政府は、パキスタン及び他の地域的な勢力と交渉し、タリバンを主として構成される政府を形成することを合意しました。したがって、兵士たちは、死を覚悟して戦う覚悟はなかったのです。彼らは、結局はタリバンを権力につけると、密室で決められたのだから、そこで戦ってもアフガニスタン人に何のメリットもないことを知っていたからです。ザルマイ・ハリルザドは、タリバンを権力の座に返り咲かせるという裏切りをしたので、アフガニスタン人に非常に憎まれています。
2)アフガニスタンで行われている戦争がアフガニスタン人のためではなく、この国のためでもく、外国の諸列強による彼らの戦略的利益のための戦争であり、彼らが戦争の火に油を注いでいるだけだということを、ほとんどのアフガニスタン人は良く知っています。若者の多くは、貧困のきびしさと失業のために軍隊に入っただけですから、戦おうという意志はないのです。アメリカと西側諸国は、この20年間、アフガニスタンを消費国に止めようと努めてきました。産業の成長を阻害してきました。それが、失業と貧困を作り出し、カイライ政権による兵士募集に道を開いたのです。またタリバンの成長にも、アヘン生産の増大にもつながりました。
3)アフガニスタン軍は、一週間で敗北するほど弱かったわけではありません。彼らは、大統領からタリバンに抵抗するな、降伏せよという命令を受けていました。ほとんどの州は、平和的にタリバンに引き渡されました。
ハミド・カルザイとアシュラフ・ガニのカイライ政権は、タリバンを「不満を抱えている同胞」と何年にもわたった呼び続けてきました。そして、タリバンのもっとも残虐な司令官たちや指導者たちを監獄から解放してきました。「敵」ではなく「同胞」と呼ばれてきた者たちを戦うことを、アフガニスタン軍の兵士たちに要求するということは、タリバンをつけあがらせるだけです。アフガニスタン人とアフガニスタン軍の士気を落とすだけです。
6)アフガニスタン軍は、未曽有の腐敗にまみれています。カブールにいる多くの将軍たち(ほとんどが、北部連合の残虐な軍閥)は何百万ドルも懐に入れました。彼らは、前線で戦う兵士の食料や給料までピンハネしました。アフガニスタン復興担当特別監察官は、「幽霊兵士」現象が存在することを明かにしました。数万人の存在しない兵士の給料や支給品を横流しして、自分たちの銀行口座に入れていたのです。
アフガニスタン軍の部隊がタリバンに包囲されて、救援を要請したとき時は、いつもカブールの軍本部・政府に無視されました。彼らが数週間も弾薬も食料もなくて、脱走した時は、多くの兵士がタリバンに虐殺されたケースも多々ありました。従って、アフガニスタン軍の死傷率は非常に高かったのです。世界経済フォーラム(2019年ダボス)で、アシュラフ・ガニは、2014年以来、4万5千人のアフガニスタン治安要員が殺害されたと告白しました。このかん、米/NATOの要員は、72人にした殺されていません。
7)以上のように、社会が、腐敗、不正、失業、不安定、詐欺、貧困、麻薬、密輸などがますますひどくなってきたことが、タリバンの再興の培地となったのです。
Q:アメリカ人としてRAWAとアフガニスタン人民、女性の権利を現在支援するためにどうすることが最も良い方法でしょうか。
A:この年月の間、アメリカの自由を愛する人々がわれわれと共にあったことについて、われわれは非常に幸運だったと感じています。アメリカ人が声をあげ、米政府の好戦的政策に抗議し、アフガニスタンでの人民のこうした野蛮に対する闘いを支援することが必要です。
抵抗することは、人間の本性であり、歴史が証明しています。われわれには、アメリカの「オキュパイ・ウォール街」や「ブラック・ライブズ・マター」運動という輝かしい模範があります。いかなる抑圧、専制、暴力も、抵抗を止めることはできません。女性は、もはや足枷につながれません。タリバンが首都に入った翌朝には、早くも若い勇敢な女性がカブールの壁に「タリバン打倒!」というスローガンを書きました。アフガニスタンの女性たちは、今や、政治意識が高く、ブルカの下で生きることをもはや望んでいません。20年前には、彼らはそれを行わせることができましたが。われわれは、安全を確保する巧妙な道を見出しつつ、闘いを続行します。
非人間的なアメリカの軍事帝国は、アフガニスタン人民の敵であるだけでなく、世界平和と安定に対する最大の敵だとわれわれは考えています。現在、この体制が没落の淵にたっています。すべての平和を愛する者、進歩的な者、左翼、正義を愛する諸個人と諸団体の義務は、ホワイトハウス・ペンタゴン・米議会の凶暴な行為戦主義者との闘いを強化することです。腐朽した体制を、正義の人間的な体制と置き換えることは、膨大なアメリカの貧しく抑圧された人民を解放するだけではなく、世界中いたる所に恒久的な影響を与えるでしょう。
現在われわれが恐れていることは、アフガニスタンとアフガニスタン人が、90年代のタリバンの流血の支配の時と同様に忘れられてしまうことです。アメリカの進歩的な人民と組織は、アフガニスタンの女性を忘れるべきではないのです。
われわれは、さらに強く声を上げ続け、世俗的な民主主義と女性の権利のために抵抗を続け、闘い続けます。
<革命的アフガニスタン女性協会> (RAWA) www.rawa.org
カテゴリー:
その他
パーマリンク
←
丸山島根県知事、小池東京都知事のコロナ対応を猛批判
【独自】東京城東病院をコロナ専門病院に、数十人規模で受け入れ検討…他の診療・入院休止
→
なんぶユニオン
一般合同労働組合 なんぶユニオン
〒140-0014 品川区 大井1-34-5 河野ビル3F
Tel&Fax: 03-3778-0717
検索:
最近の投稿
大井町で反戦デモをやろう!3月24日(日曜)
2024年3月9日「3・8国際婦人デー」集会&デモに大結集を!
新宿西口アルタ前反戦アピール・デモ
安保3文書「協力を」沖縄防衛局が宮古島市長に説明 ミサイル配備「具体的に決まっていない」
ほらぐちともこ「すぎなみキャラバン」
全国の労働相談紹介
全国、全職種労働相談無料
労働相談ドットコム
へ
メタ情報
ログイン
投稿フィード
コメントフィード
WordPress.org