光夫君!がんばれ! 「感染ゼロ」を維持していた沖縄の村で感染者 村長が不要不急の来島を控えるよう求める

「感染ゼロ」を維持していた沖縄の村で感染者 村長が不要不急の来島を控えるよう求める

配信

沖縄タイムス

感染対策への協力を呼び掛ける伊良皆光夫村長=13日、多良間村役場

 政府の新型コロナウイルス緊急事態宣言が30日まで延長されたことを受け、沖縄県の多良間村は13日に対処方針を定め、不要不急の来島や外出自粛などへの協力を村民や観光客に呼び掛けている。伊良皆光夫村長は「村内でも感染者が出た。村民の命と健康を守るため、引き続き感染防止対策を徹底するようお願いしたい」と述べた。

緊急事態宣言の解除に向けて県が出したメッセージ

 県は2日、これまで陽性者が出ていなかった多良間村で3人が感染したと発表。16日までに計4人の感染が確認されている。

 村は宣言中の対処方針として(1)家でも外でも集まらない、なるべく外出を控える(2)島外との不要不急の往来を控える(3)毎日の検温などの健康観察(4)同居家族以外との会食を避ける(5)マスク着用や手洗い・うがい、換気の実施、3密回避-を徹底することを求めている。

 伊良皆村長は「村内から感染者が出たが、濃厚接触者を含む200人以上の検査結果は陰性だった。ただ、これからも気を引き締めて感染対策への協力を求めたい」と話した。

 「第6波」に備えて感染対策を強化する必要があるとも述べ「長期戦になることも考えて、村民には日頃から油断しないでほしいと訴えたい」と述べた。

 村は本年度、新型コロナの経済対策として「村観光関連事業持続化支援給付事業」など9事業を実施している。(長岡秀則通信員)

  • 13

カテゴリー: その他 パーマリンク