過労運転を黙認した疑い、トラック運送会社を書類送検 6人死傷事故

過労運転を黙認した疑い、トラック運送会社を書類送検 6人死傷事故

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朝日新聞デジタル

兵庫県警本部=神戸市中央区

 兵庫県尼崎市で7月、トラックが信号待ちの乗用車に追突して6人が死傷した事故で、トラック運転手の過労運転を黙認したとして、兵庫県警は19日、佐賀県伊万里市の運送会社「ロジコン」と運行管理者の男(51)を道路交通法違反(過労運転容認)容疑で書類送検した。県警への取材で分かった。容疑を認めているという。

 送検容疑は7月30~31日、同社運転手の男性被告(46)=自動車運転死傷処罰法違反罪で公判中=が過労状態で正常な運転ができないと知りながら、福岡県から尼崎市までの運転を容認したというもの。

 被告のトラックは31日未明、尼崎市武庫之荘9丁目の県道で、信号待ちしていた最後尾の車に追突するなど計4台の多重事故となった。男子大学生(20)が死亡し、男女5人が負傷した。

 同社によると、同社では運転手が高速道路を使うと手当が減った。尼崎北署は、被告が主に一般道を利用したため過労につながった可能性があるとみている。同社の役員は取材に対し「過労運転を指示したつもりはないが、事故の死者・負傷者には大変申し訳ない。安全対策を講じていく」と話した。

朝日新聞社

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