米軍の空中給油機 24日、鹿屋へ 自衛隊演習の一環、総合ミサイル防空・統合対艦攻撃訓練に参加

米軍の空中給油機 24日、鹿屋へ 自衛隊演習の一環、総合ミサイル防空・統合対艦攻撃訓練に参加

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南日本新聞

KC130空中給油機(資料写真)

 米海兵隊のKC130空中給油機が24日午前、鹿屋市の海上自衛隊鹿屋航空基地に飛来する。19~30日の自衛隊統合演習の一環として、同基地での総合ミサイル防空・統合対艦攻撃訓練に参加する。

 KC130は米地対艦ミサイル部隊約15人と車両2台を運ぶ。模擬射撃をした後、24日午後に離陸する。実弾射撃はない。機種などは変更の可能性がある。

 鹿屋基地では2019年から同機の離着陸や地上給油の訓練を受け入れているが、昨年9月以降、実施されていない。市は九州防衛局に安全確保と米軍の基地使用が常態化しないよう口頭で伝えた。

 市によると、同機の飛来は串間市に不時着した米海兵隊ヘリコプターの部品などを輸送した7月以来。

 統合演習は種子島や奄美など南西諸島を含む全国であり、15回目。自衛隊約3万人、米軍約5800人が参加する。25日は中種子町沖合の訓練を報道公開する。

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