米軍オスプレイから「金属製の水筒」落下、民家の玄関先に…宜野湾市長「強い憤り」

米軍オスプレイから「金属製の水筒」落下、民家の玄関先に…宜野湾市長「強い憤り」

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読売新聞オンライン

オスプレイから落下した水筒(沖縄県宜野湾市提供)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に所属し、飛行中だった輸送機「オスプレイ」から乗組員の水筒が宜野湾市の民家敷地内に落下していたことが24日、わかった。沖縄防衛局などによると、けが人や建物への被害は確認されていないという。

 沖縄県警宜野湾署によると、23日夜、宜野湾市野嵩2の民家の住人が、つぶれた状態の金属製の水筒を玄関先で発見した。高さ約30センチ、直径約15センチで、一部は破損し、周囲に散らばっていたという。住宅の防犯カメラに空から落下した様子が映っていた。

オスプレイ(2020年12月15日撮影)

 同署は24日午前に現場を調査し、水筒を回収。同局などによると、水筒は23日午後6時45分頃にオスプレイから落下していた。

 現場は宜野湾市役所から約130メートルの住宅街。近くに住む女性(70歳代)は「一歩間違えば大きな事故につながりかねず、不安だ」と話した。松川正則市長は24日午後、同局の小野功雄局長に対し、「人命に関わる大惨事につながりかねず、強い憤りを感じている。確実な再発防止を求める」と抗議した。

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