漂着軽石で合格お守り 名付けて「受軽石(うかるいし)」 老人ホームの入居者手作り

漂着軽石で合格お守り 名付けて「受軽石(うかるいし)」 老人ホームの入居者手作り

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南日本新聞

徳之島に漂着した軽石を使い、お守りを作るお年寄り=姶良市平松

 姶良市の老人ホームで、奄美群島に漂着した軽石を使った「お守り」作りが進んでいる。軽石の沈まない特性にちなんで、合格祈願「受軽石(うかるいし)」、開運「浮石(ふがん)」と命名した。市内の高校に贈るなどする予定で、「深刻な被害を知ってもらうきっかけにもなれば」としている。

【写真】合格祈願と開運お守り

 同市平松の住宅型有料老人ホームまほろあいら。デイサービスを担当する金城昭代さん(39)が、古里の徳之島で深刻な被害が広がっていると知り、施設に提案した。島から送ってもらった段ボール2箱分の中から、お守りに使える3センチほどのものを選別し水洗いした。

 7日は、入居者約30人が、400個の軽石をお守りのしおりと共にビニール袋に詰めた。今後、市内の姶良神社で祈願した上で、市内の高校に贈呈。同神社でも無料配布する。

 金城さんは「幼い頃から親しんだ白い砂浜が、灰色の軽石で埋め尽くされてショックを受けた。現状を多くの人に伝えられたら」。入居する深川秀夫さん(80)、敏子さん(78)夫妻は「軽石で困っている人や、受験生のお役に立てればうれしい」と話した。

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