「知事は権限と責任はき違え」 元看護師・仙台駅前で反対署名呼びかけ 仙台医療圏4病院再編問題で

「知事は権限と責任はき違え」 元看護師・仙台駅前で反対署名呼びかけ 仙台医療圏4病院再編問題で

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khb東日本放送

 宮城県が進める仙台医療圏の4つの病院を統合・再編する構想に反対し、元看護師の女性が仙台駅前で署名集めを続けています。

 年末から連日のように1人で立ち続け、これまでに650人分以上を集めたということです。

 舘野雪子さん「4つの病院の移転・統合に反対する署名を集めております」。

 仙台駅前で署名集めを続けている舘野雪子さん(67)です。

 館野さんは再編対象の一つ、青葉区の東北労災病院に看護師として定年まで40年以上勤務しました。長年勤めた病院が無くなってしまうことへの抵抗感に加え、県の姿勢に疑問を抱き、1人で駅前に立って署名を呼びかけています。

 舘野雪子さん「医療は県が責任を持つことになっているけれども、知事の権限と責任というのをはき違えているのではないかと思って」。

 12月14日から始め、1月10日で17日。これまでに650人分以上を集めました。

 舘野雪子さん「知事が強引だとか、無くなっては困るとか、労災と日赤の患者さんやご家族が多いんですね」。

 舘野さんは仙台市の懇話会が意見を取りまとめる3月までは署名集めを続け、医療従事者や患者で作る「東北労災病院を守る会」に託すということです。

東日本放送

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