沖縄・多良間島の海岸に金属製ソナーや浮き輪が漂着 台湾の水中測定器か

沖縄・多良間島の海岸に金属製ソナーや浮き輪が漂着 台湾の水中測定器か

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琉球新報

多良間村の海岸で見つかった漂着物=9日午後、多良間村塩川(清村めぐみ通信員撮影)

 【多良間】9日午後、多良間村の南東部、普天間港=村塩川=付近の海岸に大きな浮輪が付いた水中測定器のような物体が漂着しているのを村民が発見した。ブイと直径約3メートルの赤い浮輪、全長約1.5メートルの金属製ソナー状の物体の三つがロープで連なった状態で打ち上げられていた。

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 ブイと浮輪、ソナーを合わせた漂着物の全長は6~7メートルになる。ソナー状の部品には兵器の研究や開発を行う台湾の「国家中山科学研究院」との名称が繁体字中国語で書かれている。物品名として「水下定位浮筒(水中測位用フロート)」とも記されており、同院所有の水中で何かを測定する機材とみられる。

 多良間村は対応について10日に県などに問い合わせる方針。 (佐野真慈)

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