倉持院長「早く検査、早く治療が1番なのに」「こんな悲惨な状況いつまで続ける気」と政府らの対応批判

倉持院長「早く検査、早く治療が1番なのに」「こんな悲惨な状況いつまで続ける気」と政府らの対応批判

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中日スポーツ

新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」(国立感染症研究所提供)

 新型コロナウイルス患者の診療に取り組み、テレビなどで医療現場の声を発信する宇都宮市インターパーク倉持呼吸器内科の倉持仁院長が8日夜、ツイッターを更新。7日まで連日20万人を超える新規陽性者を確認した第7波の状況に私見をつづり、憤りの声を上げた。

 倉持医師は「発熱は自分で検査して市販薬で自宅待機が当たり前になれば医療費は少し減るが、労働人口が減り国が弱ります。今既にそうなってしまっていますが、他の感染症と同じで早い段階できちんと検査して早く治療するのが1番だと思います。最終的にそれが1番コストもかからないのになぜしないのでしょうか?」と2日に感染症学会などが出した緊急声明に対し、改めて持論を展開。

 続けて「発熱したら唾液でPCR検査。きちんと電話で医師の診断で投薬うければ安心して療養できるのに、初めからもったいぶってPCRだめよだめよしてたから、いざ鎌倉になったら手前で渋滞して誰も医療を受けられなくなり、そこで倒れた人で医療が逼迫。こんな悲惨で無慈悲な状況いつまで続ける気なのでしょうか?」「ある意味将軍様より無慈悲」と政府をはじめとした対応を厳しく指摘。

 最後に「今は抗コロナ薬としてレムデシビル、ラゲブリオ、パキロビットが、軽症から適応になっていますし、どれも効果があります。それを使い、後遺症を含め検証必要。なのにカロナール(アセトアミノフェン)スタンダードのくせ出荷調整。国民の健康被害が出ないように至急体制構築を!」と訴えた。

中日スポーツ

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