ミャンマーの現状「沖縄の人口と同じぐらい避難」 国軍の弾圧で死者2200人超に

ミャンマーの現状「沖縄の人口と同じぐらい避難」 国軍の弾圧で死者2200人超に

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沖縄タイムス

ミャンマーの現状について紹介し、支援を訴えた在沖縄ミャンマー人会のメンバー=8月28日、宜野湾市のぎのわんセミナーハウス

 在沖縄ミャンマー人会(チョチョカイ会長)は8月28日、沖縄県宜野湾市のぎのわんセミナーハウスで「ミャンマーを忘れないで」と題した講演会を開いた。同会のメンバー5人が登壇し、2021年2月にクーデターを起こした国軍により市民の弾圧が続くミャンマーの現状を伝え、平和実現への協力を訴えた。

 20年11月の総選挙で圧勝した国民民主連盟に対し「選挙に不正があったとして国軍がクーデターを起こした」と経緯を説明した。クーデター後は多くの市民による抗議デモがあったが、国軍による激しい弾圧で市民が拘束されて暴行を受け、多数の犠牲者が発生。8月26日までに2249人が亡くなっていると話した。

 実際に爆撃におびえる住民を撮影した動画も紹介。「村ごと放火され、無差別に殺されたこともあった。弾圧により避難を余儀なくされている人は沖縄の人口と同じくらいの人数がいる」と話した。

 その上で日本政府による軍事政権への政府開発援助(ODA)は、国軍の資金源につながっていると指摘。同会のトゥヤーソウ事務局長は「皆さんの税金が国軍に渡り、購入された武器が人を殺している。日本政府にODAをやめるよう声を上げてほしい。皆さんを信じ、力を借りたい」と訴えた。 (中部報道部・仲村時宇ラ)

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