香港人の熱い気持ちが伝わってきた〜「香港人は変幻自在」展

香港人の熱い気持ちが伝わってきた〜「香港人は変幻自在」展

小泉雅英

 

昨日(12/20)、「香港人は変幻自在」展(目黒区美術館)に出かけた。閉館が18時なので、平日はどうしても間に合わず、日曜日の朝、何とか目黒を訪れることができた。久しぶりの目黒は、初冬の寒さが心地良い晴天だった。

 

受付の所で香港の若者が働いていたので、この展覧会の図録があるか尋ねたが、作っていないとのこと。その代わり写真撮影OKということなので、スマホで撮影しながら展示を観た。その一部を添付したので、会場に行けなかった方も、少しでも雰囲気を味わって頂ければ幸い。

全体を観ての感想は、今回の展示は、それほど大きな規模ではないが、凝縮された感があり、香港人の熱い気持ちが伝わって来て、ほんとうに素晴らしいものだった。

入口付近のパネルには、Be water! (水になれ!)という、香港民主化運動の基本思想とも言うべき言葉を、分かりやすく説明されていた。「変幻自在さ」とともに、この「水になれ」という言葉に体現されたものこそ、日本の運動に欠けていたものなのだ。その意味でも、香港の民主化運動から学ぶべきことは多い。

その他にも、感嘆した展示は多いが、その一つが、雨傘運動の時の、傘の前に置かれた煉瓦のブロック群だ。これが、警察などの車を阻止するのに効果があった、という。 「民主の女神(?)象」(レプリカ)と共に展示されていた、頭部の実物は、想像以上に大きなもので、驚いた。ただし、軽い素材で作られているので、持ち上げるのは、いたって簡単。これにも感嘆!

本当に多くの人に観てもらいたい、素晴らしい展示だった。政府による弾圧の下で、今はとても厳しい状況を強いられているが、香港人の民主化への思いは、決して死んでいない。香港、加油!

日本人として、何をすべきか。何ができるのか。新しい宿題を抱えて、権之助坂を上り、駅に向かった。

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