「過激派な誰だ!」

「過激派な誰だ!」

 緊急事態宣言から2週間、ひしひしと感染が身近に迫っている感じがします。ただただ、できる予防をやる、ですね。
 そんな中、コロナ受け入れ病院でストライキを敢行した千葉県・二和病院労組書記長の医師、柳沢さんが衝撃の告発を発した。
要約すると、
「今の医療崩壊の核心問題は、日本の医療そのものが急性期に対応できないものに変質しているということ」です。。
 柳沢さんの病院でいうと、2000年代に入って「内科急性期病棟」が次々と削減され、「儲かる病棟」に転換された結果、ベッドはあるけど人工呼吸器を扱うことのできる看護師がいなくなった。
 柳沢さんの病院でも重症者を見ることができない、というのです。いわく「実際、これが日本中の民間病院の実態だろうと思います。」
 これは現実には、少なくとも千葉県では、呼吸器エクモを使うのは「65歳以下」ということになっているようです。「命の選択」が始まったのです。
 それなのに公立病院の民営化がこのコロナ禍で次々と進められ、これに共産党も含めて反対する人たちがいない。
 そんな中、医労連が「二和労組と称する団体」との関係を一切とるなという指令を出した、ひぇーっです。
なぜか?
「彼らは過激派だ!」、というのです。二和労組の「医療は社会保障だ!」なんて主張は、これはまあ、これまで「希薄」であったかもしれませんが、資本主義・新自由主義とはとうてい相容れないものです。確かに「過激」なのです。しかし、ほんとにそうなのか?あなたはどう思いますか?

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