「在留資格を監理団体などが更新せず不当に収容」…ベトナム人技能実習生が提訴 団体側は反論

「在留資格を監理団体などが更新せず不当に収容」…ベトナム人技能実習生が提訴 団体側は反論

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関西テレビ

会社と監理団体が在留資格の更新をせず、不当に収容されたとして、ベトナム人の技能実習生が訴えを起こしました。 訴状によると、大阪府寝屋川市の会社で技能実習生として働いていた、ベトナム国籍のファン・ティエンズンさん(23)は2019年、会社から一時帰国するよう指示されました。 実習を監理する団体は、帰国の理由について「会社が労働基準法に違反し、在留資格の更新手続きがストップしたため」と説明しましたが、ズンさんは納得のいく説明が得られなかったため、日本に戻れないと不安に感じ、失踪しました。 ズンさんは、その後50日間、入国管理局に収容されていて、「適切な対応や説明を怠った結果不当に収容された」として、会社と団体に約670万円の損害賠償を求めています。 団体は「入管などの指導を受けて適正に手続きを行った。休業補償を支払うことなども説明した」と、真っ向から反論しています。

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