米軍普天間飛行場

　米軍普天間飛行場の返還合意から25年となった12日、沖縄平和運動センターなどは午後0時15分から那覇市の県民広場で開催予定だった「名護市辺野古の新基地建設の断念と普天間飛行場の無条件返還」を求める集会を中止すると発表した。 【写真】普天間飛行場の移設先として建設が進む辺野古の新基地建設の今

　新型コロナウイルス対策で、沖縄県内が政府の「まん延防止等重点措置」に指定され、県も警戒レベルを最高の第4段階（感染まん延期）に引き上げると発表したため。

　集会は平和運動センターと普天間爆音訴訟団、島ぐるみ会議ぎのわんが主催。新型コロナ感染防止のため、参加者を約100人以内に制限し、規模を縮小して開催予定だった。

　返還合意から20年の2016年には「オール沖縄会議」が主催した集会に約1500人が参加した。