海保那覇基地所属のヘリが部品落下 プラスチック製1グラム部品、飛行中の可能性 那覇や豊見城、与那原の上空も通過

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琉球新報

第11管区海上保安本部の建物

 第11管区海上保安本部那覇航空基地は3日、同基地所属のヘリコプターMH964からプラスチック製の部品が紛失したと発表した。空輸業務の飛行中に落下した可能性がある。3日午後8時現在、被害は確認されておらず、部品も見つかっていない。紛失した部品は直径約20ミリ、重さ約1グラムで、機体に装備されている消火ボトルの使用時に外れる部品だという。飛行中に消火ボトルは使用されておらず、消火剤の流出も確認されていない。

 同航空基地によると3日午後1時15分ごろ、同機は業務のため鹿児島県の種子島空港を出発。主に海上を飛行したが、与那原町と豊見城市、那覇市の上空も通過したという。同午後3時45分ごろ那覇空港に着陸し、飛行後の点検を行ったところ部品の紛失が判明した。

琉球新報社

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