ケービックスのあっせん闘争

ケービックスのあっせん闘争の報告

5月14日、東京都労働委員会のあっせん闘争が行われました。まず組合側が、あっせん委員に対して、あっせん中にかかわらず、会社がU組合員に対しけん責処分、さらに本人の収入が半分になるシフト変更を行った事を怒りを持って抗議し、あっせんのルール違反ではないか、と申し入れました。あっせん中のこのようなあらたな攻撃は、会社はしてけっして行ってはならないことは当然のことです。この事に対し委員は、団交をつづけられているだけでもあっせんの意義があると述べました。

組合はすでに、これらのけんせき処分やシフト変更については4月5日に団交を行いました。この団交では組合側の鋭く追及にもかかわらず、会社側はいっさい答えず、今回のあっせんにいたりました。

この日のあっせんは、あっせん委員が、組合側に意見を求めた後、会社側との打ち合わせにおよそ40分もかけました。(組合との時間は15分くらい)。

委員は、組合側の主張を会社側に伝え、回答を求めたが、会社は新シフトの変更を変えるつもりはない、と回答したと言いました。今後の方向に関しても、会社が返答がないということでした。このような態度は、許し難いことですが、委員は、異例ではあるが組合側から、何らかの解決案を出すようにと発言しました。

U組合員へのケービックス社のやりかたは、労働者に対する合理化攻撃そのものです。われわれは今後、団交や労働委員会のあっせんを通じてさらなる闘いを進めていきます。


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