8月29日の「Jアラート」を阻止しよう

5/15に品川区役所へユニオンが申し入れ

8月29日に再び「Jアラート」訓練が行われます。前回の5月15日になんぶユニオンは「Jアラート(全国瞬時警報システム)」の中止を品川区長へ要請行動をしました。
5月16日午前11時、“緊急情報の伝達訓練のため”と称して、「国民保護法」に基づく全国瞬時警報システム(Jアラート)訓練が行うと発表しました。これは、事故や自然災害を想定した訓練ではありません。空襲警報のようなサイレンを鳴らすことで戦争への危機感と不安を植え付け、住民を戦争動員していくための手段です。安倍政権は今年中にも改憲を発議し、来年春までに国民投票を強行しようとしています。弾道ミサイルで北朝鮮の脅威を煽ることで、憲法9条に自衛隊を明記させ、「戦争放棄」「戦力不保持」「交戦権否認」を撤回させる機運を高めようとしています。戦争体制をつくるための“国策”に品川区が協力することは、まぎれもなく地方自治の崩壊です。
召集令状=赤紙は、区役所の兵事係が本人に、本人不在時にはその家族に手渡しました。ふたたび、自治体労働者に赤紙を配らせてはなりません。戦後地方自治の原点に戻り、住民の命を守るため、戦争協力は断固拒否するべきです。よって、「Jアラート(全国瞬時警報システム)の全国一斉情報伝達訓練」の中止を強く要請する趣旨の要請書を提出しました。
翌日早朝から区役所の前でJアラート反対の闘いのビラまきをし、職員の多くの人に受け取っていただきました。

当日の「Jアラート」はサイレンも鳴らせず、アナウンスの声もモグモグしてほとんどの人が気がつかない状態でした。各地での闘いがこのような状態に追い込んでいます。次の8・29も闘おう。

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