混乱続くミャンマー 取材に応じた市民5人が拘束

混乱続くミャンマー 取材に応じた市民5人が拘束

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テレビ朝日系(ANN)

 海外メディアの取材に応じた市民が拘束されました。

 クーデターによる混乱が続くミャンマーでCNNのインタビューに応じた市民ら5人が2日、取材後に拘束されたと地元メディアが報じました。

 CNNによりますと、一部の市民は抗議のシンボルになっている3本指を示しながらインタビューに応じていたということです。

 5人が解放されたかどうかは分かっていません。  CNN取材班は国軍側の護衛のもとで各地を取材していました。

 ミャンマーの人権団体によりますと、4日時点でクーデター以降の死者は564人に上っていて、2600人余りが拘束されているということです。

ヤンゴン市内に防御陣地構築 反政府側に自家製武器も登場

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ヤンゴン、ミャンマー、4月5日(AP)― 軍事政権に対する抗議活動が続くミャンマー最大の都市ヤンゴンで4月3日、治安部隊の実弾使用に対抗すべく、反政府グループが道路に土のうを積み上げて、新たな防御陣地を構築している。

 デモ隊に対して迅速に行動したい治安部隊にとって、この土のうなどのバリケードは大きな障害物になっており、地域住民に銃口を向けて、撤去を強制することもある。

 ヤンゴンのタムウェ地区では、明らかに自家製とみられる空気銃を携えた反政府グループの姿も散見された。

 現地で活動する人権団体(AAPP)によれば、2月1日のクーデター以降、これまでに550人の市民が殺害されており、そのうち46人は子どもだという。また、2751人が拘留ないし何らかの刑を宣告されている。

 軍事政権はこれまでに、実力行使や大量逮捕で、全土に広がった反政府運動を鎮圧しようと躍起になっているが、これまでのところ強硬路線は奏功していない。

 一方の反政府グループは終始一貫して、民主的に選ばれた政府への政権移行を要求し続けている。 (日本語翻訳・編集 アフロ)

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