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ロシアの動員反対デモ参加マニュアル

9月24日午後5時、全ロシアでの動員反対抗議活動を呼びかける民主化運動組織「ヴェスナ(春)」のツイッター画像より。
ロシア語の「動員」にあたる単語を一文字差し替えて「墓」という字を入れている。動員=墓場行き。あえて日本語にあてはめると「赤紙」を「墓紙」と揶揄するようなニュアンスだろうか。
ロシア極東は、すでに午後5時を回っているが、首都モスクワやサンクトペテルブルクが午後5時を迎えるのは、日本時間の午後11時。デモに参加すれば、拘束・逮捕されるどころか、男性は有無を言わさず、召集令状に署名を迫られる危険もある。
それでも勇気をもって抗議活動に参加しようとする人がどれだけいるかは未知数だが、危険に備えてこんなガイドも用意されている。

動員反対:抗議活動に安全に参加するためのガイド
この内容がまた恐ろしい。例えば…。
・顔認識システムに識別されないように、マスクを着用し、地味な服装で。
(服装については、暴行を受けた場合に備えて、さらに細かい指示あり)
・持参するもの/パスポート、携帯電話、充電器、モバイルバッテリー、水、おやつ、ナプキン、医療機関の押印がある医薬品や処方薬、衛生用品
・家から直接デモに向かわず、大通りや警察署など防犯カメラのある場所を避けて。帰路も同様。
・地下鉄は使わない(地下鉄には顔認識システムを備えたカメラあり)
・タクシーを使うときは家まで呼ばない。アプリも使わない。
・自家用車はナンバーを追跡されるのでNG
・デモの前後にカードを使わない。店や交通機関での支払いは現金のみ。
・SNSに接続できず、個人的な写真やデータがなく、SIMカードがパスポートに紐づけされていない「安全な」携帯電話をもつ。
(携帯電話については、その他いろいろ細かい指示あり)
さらに、警察官から棍棒、スタンガン、催涙ガスで攻撃を受けたときの自己防衛法、拘束された際の対処法と連絡先などが、事細かく記されている。ここまでしなくてはならないほど、今のロシアはソ連時代以上に「1984」化してしまったということか。デモに参加して声をあげることは尊いことだが、当局はそこまで読んで次々に新しい法律をつくり、市民を囲い込んでくる。くれぐれも無理をしないで身を守ってほしいと願わずにはいられない。
安倍元首相の国葬は「民主主義と相容れない」 宮間純一教授と歴史から国葬を考える〈AERA〉
安倍元首相の国葬は「民主主義と相容れない」 宮間純一教授と歴史から国葬を考える〈AERA〉

みやま・じゅんいち/1982年生まれ。中央大学教授。専門は日本近代史。宮内庁宮内公文書館研究職を経て現職。著書に『国葬の成立』(photo 本人提供)
安倍晋三元首相の「国葬」が、9月27日に開催される。そもそも国葬はどの役割を担ってきたのか、そして今回の国葬の何が問題なのか、宮間純一・中央大学教授と歴史から考える。AERA 2022年9月26日号の記事を紹介する。
【貴重写真】1943年に行われた山本五十六の国葬の様子
* * *
日本における国葬の原型は、「維新の三傑」の一人、大久保利通の葬儀にさかのぼる。1878(明治11)年5月、大久保は不平士族らに暗殺された。当時国葬の制度はなかったが、死から3日後、大久保の葬儀は盛大に執り行われた。
「当時、明治政府は盤石ではありませんでした。そこで、大久保の後継者として内務卿に就いた伊藤博文たちは、天皇の名の下に国家を挙げ哀悼することで、政府に逆らうことは天皇の意思に背くことだということを明確にしようとしたのです」
歴史学者で国葬の歴史を研究する、中央大学の宮間純一教授は、こう述べる。
■初の国葬は岩倉具視
国葬は世界各国で行われている儀式だ。宮間教授は、日本では一般的に「国が主催して国費で行われる国家儀式」と解釈されるという。
大久保の葬儀から5年後の1883(明治16)年、右大臣を務めた岩倉具視の葬儀が日本初の国葬となった。官報によって天皇が執務をしない3日間の「廃朝」が発表され、死刑執行が停止された。東京では盛大な葬列が組まれた。
その後も明治・大正期を通じて国葬は実施され、1926(大正15)年、「国葬令」が公布された。
「天皇や国家に特別な功績があったとされる、『功臣』に天皇から国葬を賜ることが明文化されます。国葬は叙位・叙勲などと同じ栄典の一種で、その中でも最高位の一つに位置します。国民は喪に服すことを求められ、天皇や国家に尽くした功臣を国全体で悼むことで、国葬は天皇のもとに国民を統合する文化装置として機能しました」
戦時中、国葬は戦意高揚・戦争動員の目的で利用される。43年、太平洋戦争で戦死した連合艦隊司令長官の山本五十六が国葬の対象となった。
「山本五十六の国葬は象徴的です。山本は知名度が高い軍人でしたが、先例に照らして国葬の対象となるかは疑問です。山本の国葬が行われた年は、戦局が悪化し、国民の生活も苦しくなっていました。政府は、国葬を通じて国民に戦争協力を促し、不満を抑えつけ、戦争に総動員することを目的として山本の死を利用します」
当時の首相は東条英機。東条は国葬に際し、山本の精神を継承して「米英撃沈」に邁進し天皇の心を安んじなければならないなどと国民に訴えた。国葬は権力とは異なる思想を排除する装置として機能し、国民は戦争への協力を強いられたという。
「このように、国葬は被葬者のためではなく、主催する側が政治的意図をもって利用してきた歴史があります。ナショナリズムを高揚させる機能を持ち、国家による思想統制や戦時動員などにも利用されました」
戦後、国葬令は新憲法が施行されるのにともなって47年に失効する。だが67年、閣議決定で吉田茂元首相が国葬となった。その背景について、宮間教授はこう見る。
■戦後復興のシンボル
「吉田茂が亡くなったのは、日本が敗戦から立ち上がり高度経済成長期に入って国民が生活レベルで豊かさを実感できるようになっていた時期です。国葬が行われた翌68年には『明治百年記念式典』が日本武道館で行われ、明治維新以降の日本がいかに素晴らしかったのかと近代を賛美する歴史像が現れていた時代でもあります。一方で時の政権は、ベトナム戦争に対する反戦運動など難しい課題も抱えていました」
吉田は戦後復興を進めてきたシンボル的政治家だった。その吉田が行った功績の面をたたえることで、当時首相だった佐藤栄作が自らの政治基盤を安定したものにしようという意図があったのではないかという。
天皇・皇后・皇太后を除けば、岩倉具視から吉田茂まで、国葬になったのは計21人。その中で皇族・元大韓帝国皇帝を除く14人は政治家か軍人だ。
今回、安倍晋三氏の国葬が発表された時、宮間教授は「まず驚いた」と振り返る。
「国葬は国家が特定の人間の人生を特別視し、批判意見・思想を抑圧しうる制度。戦後日本の民主主義とは相容れないもの。大日本帝国の遺物で、現在の日本には必要のないものと考えています。それを今、再現させるのはどういうことなのか。岸田首相はじめ国葬を決定した人たちは、その点を検証していないのではないかと思います。そういう意味でとても怖い」
宮間教授は、今回の国葬が民主主義を壊す一つのステップになることを最も懸念する。 「もちろん、国葬だけで今の政治体制や国家の在り方が劇的に変わることはないでしょう。しかし、戦後の日本国憲法下において、国民主権は基本原理。『国葬』(『国葬儀』)と名乗る儀式を実施する以上、国民が同意して行われなければいけません。国民の同意をつくる場は行政府である内閣ではなく、国民が選挙で選んだ代表者で構成される国会です。吉田茂の国葬も何ら議論のないまま強行された。国葬に関する法律がないのに国会での審議を省き閣議決定したことは、議会制民主主義に反します」
今回、閣議決定で国葬を行った前例が将来的に、再び時の政権に利用されないとは限らない。前例をつくったのは、そういうことを意味するという。
■すでに「分断」生じる
55年前の吉田茂の国葬では、政府は各省庁に弔旗掲揚や黙祷を求め、学校や一般の会社にも協力を求めた。今回、政府は「民間に弔意表明を要請しない」と強調する。だが、宮間教授は、国を挙げて葬儀をする以上、影響が出ないことはあり得ない、何らかの影響が及ぶことは必然的にあり得ると語る。
「すでに、国葬を行うことで国民が分断される状況が生まれています」 7月12日に安倍氏の私的な葬儀が増上寺(東京都港区)で行われた際、政府が指示を出したわけではないが、いくつかの自治体の教育委員会が学校に対し半旗の掲揚を要請した。今度の国葬でも、同様の事態が起き得るだろうという。
民間企業でも同じだ。例えば、経営者や上司が国葬に賛成の立場だった場合、黙祷などを求められる可能性もある。その際、国葬に反対だったり、興味がなかったりする人がどれほど従わずにいられ、内心の自由を守ることができるのか。国葬が終わった後も、「あいつは右だ、あいつは左だ」というレッテル貼りが始まるのではないかと懸念する。
「私は、安倍氏に限らず国葬そのものが不要だという意見です。一方で、国葬が必要、安倍氏の国葬に賛成という意見もあります。重要なのは、賛成派も反対派も内心の自由が守られなければいけないことです。弔意を示さないことも、示すことも強制されてはいけない」
そして、こう続けた。 「岸田首相は、かつて戦争に動員するために用いられたことのある儀式を、何の検証もなしに何のルールもないまま今日に蘇らせました。その事実を、国民一人一人が考えてほしい。民主主義を守るためにも、大事なことだと思います」 (編集部・野村昌二) ※AERA 2022年9月26日号
元ミス・ミャンマーの入国拒否 強制送還なら拘束の恐れ タイ
元ミス・ミャンマーの入国拒否 強制送還なら拘束の恐れ タイ

「ミス・グランド・インターナショナル」の決勝で、ミャンマーへの支援を訴えるハンレイさん=2021年3月、バンコク(ミス・グランド・インターナショナル事務局提供・時事)
【バンコク時事】タイ政府は22日、バンコクで昨年開かれたミスコンテスト「ミス・グランド・インターナショナル」にミャンマー代表として出場し、国軍の弾圧を受ける市民への支援を訴えたハンレイさんの入国を拒否した。
空港で足止めされているハンレイさんは、ミャンマーに送還されれば国軍に拘束される恐れがあるとして、国際社会に支援を求めている。
安倍元総理の国葬 広島市で反対デモ 原爆ドーム前から岸田総理の地元事務所へ
安倍元総理の国葬 広島市で反対デモ 原爆ドーム前から岸田総理の地元事務所へ

中国放送
今月27日に行われる安倍元総理の国葬をめぐっては国民の賛否が割れています。23日、広島市では国葬の中止を求めるデモ行進がありました。
【写真を見る】安倍元総理の国葬 広島市で反対デモ 原爆ドーム前から岸田総理の地元事務所へ
デモ参加者たち 「安倍元首相の国葬を中止せよ」 原爆ドーム前には国葬に反対する市民など、主催者発表でおよそ300人が集まりました。
集会の主催者は、「安倍元総理の国葬に対する反対世論は日増しに高まっている」と訴えています。
主催者の1人 小武 正教さん 「追悼するかしないか、そして、いかに追悼するか、もちろん敬意を表するかどうかは、個人の思想信条に深く関わるものです。憲法違反だ」 午後1時40分ごろ、始まったデモ行進では、「国葬をやめよ!」などと書かれた横断幕やプラカードが掲げられました。
デモ参加者たち 「岸田首相は広島の声を聞け!」 国葬をめぐる国民の賛否は割れていて、JNNが実施した国葬に関する世論調査では「反対」が51%と、「賛成」の38%を上回っています。 デモ行進は、広島市中心部を通って、岸田総理の地元事務所までたどり着きました。
初めてデモ行進に参加した人 「安倍さんの(国葬の)場合は、すべて内閣の閣議決定で推し進めているじゃないですか。納得いかないよねえ」
安倍元総理の国葬は、来週9月27日(火)に東京の日本武道館で行われます。
「国葬なくそう」と東京で抗議 市民団体が街頭で
「国葬なくそう」と東京で抗議 市民団体が街頭で
国葬反対の訴え続く 東京・新橋で300人抗議集会「憤り伝えたい」
国葬反対の訴え続く 東京・新橋で300人抗議集会「憤り伝えたい」

安倍晋三元首相の国葬に反対するデモの参加者たち=2022年9月23日、東京都中央区、渡辺洋介撮影
3連休初日の23日、安倍晋三元首相の国葬に反対する集会とデモ行進が東京・新橋周辺であった。時折、雨が降る中、約300人(主催者発表)が街頭で抗議の声をあげた。
【写真】横断幕を掲げて国葬に抗議の声をあげる参加者たち=2022年9月23日、東京都港区、渡辺洋介撮影
市民団体などでつくる「国葬反対!安倍元首相の死を悼まない!共同行動」が主催した。参加者たちは「国葬反対!」の横断幕を先頭に「弔意の強制やめろ」「安倍政治の賛美反対」と訴えた。
デモに初めて参加した東京都台東区の主婦(64)は「安倍元首相と統一教会との関わりも究明しないまま、基準も法的根拠もはっきりしない国葬を強行することは政治の私物化ではないか。憤っている人がいることを伝えたくて参加した」と語った。
国葬への抗議集会は、27日当日を含めて各地で複数予定されている。
「国葬」遺骨は防衛省経由で 「止めなきゃ…」反対デモも
「国葬」遺骨は防衛省経由で 「止めなきゃ…」反対デモも
FNNプライムオンライン
秋分の日の23日、東京タワーのすぐ下で、デモが行われていた。 安倍元首相の国葬に反対する人たちの列。 デモ隊の横には警察官が1列に並んでいる。 「安倍の国葬反対」と書かれたのぼりを掲げて行進する参加者に、話を聞いてみた。 デモの参加者「やっぱり国葬って、弔意の強制じゃないですか。もう絶対に止めなきゃいけないと思って」 反対の声が強まる中で、4日後に行われる国葬。 少しずつ、その中身が見えてきた。 複数の関係者によると、当日、安倍氏の遺骨を乗せた車は、まず自宅を出発。 その後、国葬会場の日本武道館に向かう途中、防衛省を経由する予定だという。 これは安倍氏が生前、安全保障分野に力を注いだことが理由とみられる。 また、海外からの首脳級の要人は、アメリカのハリス副大統領、カナダのトルドー首相など、49人が参列予定。 迎賓館では、国葬の前日から弔問外交が始まる見込み。 一方で、国葬の所要時間については、当初の想定よりも長くなる見通し。 遺骨が会場をあとにするまで、当初は1時間半程度が想定されていたが、倍の3時間程度を見込んでいるという。 国葬を目前に控えながらも、まだ説明不足の声が上がる岸田首相。
https://youtu.be/itxS9VulFx4
アングル:経済危機のスリランカ、タミル人は内戦直後並みの貧困
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